文章を書くのは苦手なカズヤ(@kazumiso_s)です。
ブログを書き始めて、自分の文章能力の低さを改めて痛感しました。
「どう表現したらいいのか」
「どう伝えたらいいのかピンとこない」
「これで良かったのだろうか?」
と、不安を残しつつなんとなく書き連ねて投稿していたこともあります。
それでも書いた記事は読者の方には最後まで読んでほしい!
そう思い一冊の本 ”新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)” を購入しました。
文章を書くにあたって意識しなければならないことや最期まで読み通してもらうためのコツがしっかりと学べました。
僕と同じように文章を書くことに苦手意識を持っている方にピッタリの内容です!
ほんの一部、ご紹介したいと思います。
文章の書き方の基礎が学べる
思い立ったことをメモしてブログ記事を書き始める。
いつも書きながら「感じたこと、思ったこと」を文字に起こし、途中で考えながらまとめに入っていました。
しかし考えながら書き進めるため、途中で手が止まってしまい伝えたかった本質からズレて冗長的になることがありました。
原因は執筆しようと思ったテーマの骨組みを考えていなかったから。
本書ではこの骨組みを立てることをプラモデルを例にして重要性を伝えています。
- プラモデルの箱絵は、文章のテーマ。
- プラモデルのパーツは、文章の要素。
- プラモデルの取扱説明書は、文章の順番と軽重。
この3つを準備した上で執筆すると迷いがなくなり本質もずれることのない文章が組み立てられるようになる。
最初にゴールまでの道標をしっかりと立てることで、迷うことなく辿り着けるようになります。
文章を読み返す大切さとチェック観点
執筆した文章は必ず読み返すことも大事!
見返す時に重視したいのは意味、字面、語呂の3つです。
- 誤字脱字がないか、表現が正しいか
- 読みにくい文章になっていないか
- 語呂が悪くないか
1番目は多くの人は実践していることと思うが、音読まではしている人は少ないのではないでしょう。
僕は黙読の確認のみでしたので今後取り入れようと思います。
時間をかけて執筆したものを最初から読み直すのは億劫になるかもしれません。
しかしその文章を読者は最初から読むことになりますよね。
必ず実践して読みやすい文章に修正することを心がけましょう!
本書では見返す重要性の締めとして以下のように述べています。
う〜ん。まさにその通り。
「内容さえ良ければ読まれるはず」という独りよがりは捨てて、ルックスの良さや、心地よい読み味を追求するサービス精神を発揮してください。
文章に使いすぎてはいけない字がある
数字や文字以外の記号は”約物”と呼ばれ、それぞれに正しい使い方があります。
文章で強調したい箇所に、「隅付き括弧(【】)やエクスクラメーションマーク(!)」などを使用しがちになりませんか?
強調する際はとても便利な記号になりますが、乱用してしまうと下品さのもととなり、文章の品を下げかねません。
使用箇所は最低限にして強調したいことは文章だけで伝えられるようにすることが大事です。
最後まで記事を読んでもらうコツとは?
本書は良い文章を書き完読してもらうことを目的としています。
その中で僕が”記事を最後まで読んでもらえるコツ”として特に効果的だと感じたことがありました。
テーマの一貫性
記事タイトルにした伝えたいこと。
このテーマから逸脱した内容は書かず、最初から最後まで一貫性のある文章が大事だと感じました。
途中で「ちなみに・・・・」や「そういえば・・・」などと本筋から脱線する書き方はよくない。
最初に立てた要素に沿って書き進めることが大事ですね。
余計な単語を削り明快にする
接続詞は削れないかと疑ってみてください。
そう本書に一文があります。
”だから、しかし、また、そして” など、なくても読者に意味が通じるのであれば削除して明快な文章になることを心掛けましょう。
文字が無駄に多いと読者が読み疲れてしまいます。
主観を押し付けない
物事に対して自身の主観を押し付けずに読者に読み取ってもらうようにする。
自分が感動したことや美味しいと思ったもの、便利だと感じたものなど。
これらは読者が決めることであり筆者が押し付けるものではありません。
中性的な立場で”思いではなく事実”を伝えるようにすべきです。
実際に起きた現象だけを記述し、読んだ人が自発的に「感動的だ」と感じてくれるような文章が理想です。
これ一冊あれば次へ進める
文章の書き方に論点を当てた本書。
本書の内容を全て身に付けるには時間がかかりそうですが、為になる情報が非常に多く載せられています。
同時に記事を最後まで読んでもらう難しさも伝わってきました。
なんとなく記事を書いていた自分を変えるためのいい刺激となりました。
”読みやすい文章を書きたい”
”ブログ記事を最後まで読んでもらいたい”
そうお思いの方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
それじゃ、また。