凄い立体感・・・。カズヤ(@kazumiso_s)です。
先日、自分への誕生日プレゼントとして購入したSHURE SE535LTD。

これに加えてiPhoneでハイレゾを聴きたかったので、SONYのポータブルアンプ「PHA-1A」も購入したのでご紹介したいと思います。
ポタアンを初めて購入したので他製品との比較はできませんが、使ってみた感想をお伝えできればと思います。
SONY ポータブルアンプ「PHA-1A」
そもそもポータブルアンプってあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
名前の通り、持ち運びを前提としたコンパクトなアンプのことで、これを使うことにより原音の本来の音を忠実に増幅させることができたり、ヘッドフォンやイヤホンの持つ性能を最大限に活かせるようになります。
また、iPhoneなどのスマートフォンでもCDよりも情報量の多いハイレゾ音源などを楽しむことができるようになるので、ここ最近よく話題にあがっています。
家電量販店のオーディオコーナーなどに行くと色々なポータブルアンプが並んでいて実際に視聴ができたりもします。
そんなポータブルアンプの中で、私が購入した「PHA-1A」はiPhoneで使用する際に非常に簡単な製品。
iPhoneを充電する際に使用するLightningケーブル一本あれば簡単に接続できてしまう。
そして持ち運ぶ際に苦にならない程の大きさ、重さであること、そしてシルバーのアルミケースという点が購入の決め手でした。
主な製品仕様
主な製品仕様はこちらです。
本製品は充電して使用する形となり、持続時間は約6時間、重さは150g以下と非常に軽い。
ただし、注意しなければならないのが対応サンプリング周波数/ビット数が最大192kHz/24bitであること。
ハイレゾには対応しているものの、上限があることは把握しておきたい。
PHA-1A 主な製品仕様 | |
---|---|
対応機器 | PC,WM,Xperia,iPhone,iPad,iPod |
周波数特性 | 10-100kHz |
対応インピーダンス | 8Ω-600Ω |
最大出力 | 約148mW+148mW(8Ω、10%ひずみ),約80mW+80mW(32Ω、1%ひずみ),約16.4mW+16.4mW(300Ω、10%ひずみ) |
音声出力端子 | ステレオミニ音声端子 |
音声入力端子 | Digital(USB マイクロ B、USB Type A) DC in(USBマイクロ B) |
電源 | DC3.7V:内蔵充電式リチウムイオン電池 |
電池持続時間 | 約6時間 |
充電時間 | 約3.5時間 |
外形寸法 | 約幅62mmx高さ18.5mmx奥行109mm |
質量 | 約145g |
対応サンプリング周波数/ビット数 | 最大192kHz/24bit |
対応製品
PHA-1AはAppple製品に幅広く対応しているのも嬉しい。
iPhoneとiPadのケーブルさえ差し替えてしまえば、使い分けすることも可能である。
その他の対応製品はSONYの公式サイトをご参照下さい。
https://www.sony.jp/support/headphone/confirm/pha-1a.html
PHA-1A開封
それでは開封した様子をご紹介!
パッケージから取り出すと黒い箱が出てきました。
価格の割にはやけに高級感のある作り。
フタを開けると「PHA-1A」が登場!
付属品
本体の下には付属品が入っています。
取扱説明書や充電用のmicroUSBケーブル、ウォークマンやエクスペリアで使用する際のケーブル、シリコンバンドが付属されています。
シリコンバンドはPHA-1Aの本体とiPhoneやウォークマンなどの再生機をまとめるために使います。
PHA-1Aのアルミボディ
PHA-1Aの本体はこちら。
アルミケース・・・Apple製品っぽくてカッコイイ。
実物を見て一目惚れしてしまうのほど私の好みだったのですが、実はカッコイイというだけではなく、シールド効果のあるアルミケースを採用することで、音質劣化の原因となる外部ノイズを徹底的に低減させる効果があるとのこと。
理に適った作りになっています。
PHA-1A 接続部
PHA-1Aの上部・下部にはそれぞれケーブルと接続する箇所があります。
上部はイヤホンの差込口とボリューム調整のつまみがあります。
ボリュームのつまみは調節する際に多少の力が必要です。
そのため、不容易にボリュームが上がったり下がったりしないので非常に助かる。
また、音量の微調整もしやすいです。
下部には再生機と接続するケーブル類の差込口やGAINの調節、充電のためのmicroUSBがあります。
PHA-1Aの大きさと薄さ
PHA-1Aの大きさと薄さの目安はこちら。
横幅6.2cm、縦幅10.9cmとなり、iPhone6と比べると横幅は同じくらいで縦幅はかなり違いがあるのが分かります。
縦幅はiPhone5よりも小さいので非常にコンパクトに感じます。
一方、厚みは1.85cmと結構あります。
iPhone6とiPhone6 Plusを重ねてもPHA-1Aの方が暑い。
ちょっとしたモバイルバッテリーと同じくらいの大きさとなるため、常時持ち運ぶのを億劫に感じる方は多いかもしれません。
iPhoneとの接続イメージ
PHA-1AとiPhoneを接続したイメージはこちら。
iPhoneには充電する時と同じようにLightningケーブルを繋ぎ、USB側をPHA-1Aに接続。
そしてPHA-1A上部にイヤホンを接続。
iPhoneに入っている音楽を聴く際はこのような接続となります。
PHA-1AとiPhoneをどのように収納し使うかによりますが、Lightningケーブルが長いと非常に邪魔だと感じるかもしれません。
最後に
PHA-1Aを使って音楽を聴いた時に違いを一番感じられたのは音の広がりと力強さ。
力強く繊細な音が頭の中いっぱいに広がり、頭のなかにミニステージが作り出されてアーティストが歌っているかのように錯覚する。
SHURE SE535LTDだけでは表現しきれない音の世界が「PHA-1A」を通して感じることができました。
また、PHA-1AをiPhoneに接続してハイレゾも初体験。
大好きなX JAPANの楽曲が配信されていたので購入しましたが・・・こんなにも違いがあるのかと驚きました。
非常に立体感があって迫力のある音が聴こえてきた。
聞く前は違いが分からないだろう・・・と思っていましたがCD音源との違いを感じることができました。
その他にはAvril Lavigne、Taylor Swift、西野カナ、L’Arc~en~Cielなどを購入して聴いてみましたが、どれも大満足。
ハイレゾだと劇的に違う!!!とまではいきませんでしたが、より臨場感のある音楽を楽しめることができると思います。
SHURE SE535LTDに引き続き、PHA-1Aは良い買い物でした。
充電するガジェットが増えましたが・・・その手間以上に素晴らしい体験をすることができます。
ただし、以下の2点だけは今後発売される製品で改善して欲しい。
- PHA-1A接続時にiPhoneが充電できない。
- 充電の残量が分からない。
ウォークマンだとPHA-1Aと接続しても充電できるようですが、iPhoneはダメでした。
Lightningケーブルでの接続を要するため、iPhoneを充電中は必然とPHA-1Aが使えない。
また、バッテリーがどれだけ残っているかも分からないため、とりあえず毎日充電するハメに。
それ以外は特に不満なく使えています!
SONYのポタアン「PHA-1A」はiPhoneでハイレゾを聞きたい方にはオススメできる製品でした!
気になった方は是非、チェックしてみてください!