初体験・・・。カズヤ(@kazumiso_s)です。
先日購入したSHURE SE535LTD。

そのまま使ってても満足できるイヤホンなんですが、まだリケーブルしていなかったので色々SHURE用のケーブルを探していました。
ですが、せっかくいいイヤホン買ったんだし自作してみよう!と、急にトイレで閃いたので自作してみました。
ド素人すぎるので、まずは工具を揃えるところから・・・。
そして、ケーブル作成に必要な材料も購入したのでケーブル自作の準備編としてご紹介したいと思います。
SHURE用ケーブルをド素人が作る際に購入した工具
ケーブル自作に必要な工具がなかったので全部で8点購入しました。
懐かしのあのアイテムが・・・w
1.はんだごてスタンド
作業中に、はんだごてを置くためのスタンド。
クリップが付いているのでケーブルを挟んだりする事もできるため、編みこむ際に使用できます。
2.音響用はんだ
はんだを探してたら音響用があったのでこちらを選択。
音響用ではなくても特に問題ないそうなので、既にお持ちの方は不要。
3.はんだ吸い取り線
はんだ付けは初心者な為、吸い取り線も購入。
これがなかったら上手く行きませんでした・・・。
初心者の方は是非。
4.アナログテスター
ハンダ付けが正しく出来ているかをチェックするためにテスターを購入。
これはなくても問題ないかもしれませんが、完成後に音楽を再生しても音が鳴らない・・・なんてことは避けたかったので念のため購入しました。
5.ヘビースニップ
ケーブルを切断する際に使用するハサミも購入。
鋼が使われているので切れ味抜群。
クラフトや電子工作、手芸、キッチン、ガーデニングなど色々なことに使えるそうです。
値段が高いから普通のハサミがあれば無くてもいいかもしれませんが・・・
切れ味抜群なのでケーブル自作以外の日常使用で大活躍しています。
一本あっても損はしません。
6.グルーガン
ハンダ付け後の絶縁用にグルーガンを購入。
スティック状の樹脂を熱で溶かして接着させる道具です。
私が購入したものには3本の樹脂が入っていて、ケーブル一本作るのに樹脂は1本も使いませんでした。
別途樹脂を購入する必要はありません。
また、100円均一でも手に入るかもしれません。
7.ポケトーチ
100円ライターを使って、強力バーナーに早変わりさせる道具。
熱収縮チューブを炙るために必要だったため購入。
作業はし辛いかもしれませんが、ターボライターをお持ちであれば不要かも・・・。
8.はんだごて
最後は必須アイテムであるはんだごて。
小学校の図工の時間で使った覚えがある・・・まさかまた使う機会がくるとは。
SHURE用ケーブルをド素人が作る際に購入した材料
続いて購入した材料は全部で10点。
画像には8点しかありませんが、他2点は追加で購入して写真を撮り忘れ・・・。
材料の購入はオヤイデ電気さんのオンラインショップを利用。
購入する材料はeイヤホンさんがブログにてご紹介されているSHURE用ケーブルの自作記事を参考にさせて頂きました。
サイズとかはよく分からないのでなんとなくで購入してみました。
使ったもの・使えなかったものがあるのでご紹介!
1、2.スミチューブV
ライターで炙って収縮する透明なスミチューブ。
編みこんだケーブルを通して絶縁、保護、補強などを目的としています。
1.5mmが1m、2.0mmが4m、追加で4.0mmを2m購入しました。
結果、1.5mmは使わず、2.0mmと追加で購入した4.0mmを使用。
4.0mmはプラグから左と右へ分岐する箇所までのケーブルに通し、2.0mmは分岐部から左右のイヤホンまでのケーブルに通すために使用。
分岐部からイヤホンまでの長さしか使わないから2mmで十分だった・・・。
スミチューブV 2.0mm – 熱収縮チューブ – 各種チューブ – オーディオ / 映像 :オヤイデ電気オンラインショップ
スミチューブV 4.0mm – 熱収縮チューブ – 各種チューブ – オーディオ / 映像 :オヤイデ電気オンラインショップ
3..MMCXリケーブル用 自作コネクターキット
SHURE SEシリーズのイヤホンに使われているコネクタ部はMMCXと呼ぶそうで、その自作用キットを購入。
MMCXコネクタ、ハウジング、Y字分岐カバー、ケーブルスライダーの4点セットとなっています。
ハウジング、分岐カバー、ケーブルスライダーが不要であれば、MMCXコネクタだけの購入で良さそうです。
その方がコストを900円くらい抑えられます。
.MMCXリケーブル用 自作コネクターキット – その他、各種コネクター – 自作用各種プラグ・コネクター – ヘッドフォン / イヤフォン :オヤイデ電気オンラインショップ
.MMCXプラグ(オス)1個 自作用プラグ – オーディオ / 映像 :オヤイデ電気オンラインショップ
4、5.PANDUIT 収縮チューブ
1番目の透明なチューブと同じで、熱収縮する色付きのチューブ。
1.2mmが1m(白)、3.2mmが1m(赤)、追加で6.4mm(白)を1m購入しました。
こちらも1.2mmの一番細いやつは使えず・・・。
3.2mmの赤と6.4mmの白を分岐部補強として使用しました。
PANDUIT 3.2mm収縮チューブ – 熱収縮チューブ – 各種チューブ – オーディオ / 映像 :オヤイデ電気オンラインショップ
6.P-3.5PPプラチナ+パラジウムメッキ
私はスマホで音楽を聴く際に利用するケーブルを自作したかったので、プラグは3.5のステレオミニプラグを購入。
また、音質に影響が出てくる部品だったため少し高いやつを購入しました。
オヤイデさんのスタッフレビューによると、解像度がアップしてベールが一皮むけたように音がクリアーになります。とあったため、即決。
限定商品という言葉にも惹かれて・・・。
プラグのサイズは事前にチェックして、サイズ間違えなどしないように注意してください。
限定商品!P-3.5PPプラチナ+パラジウムメッキ – 限定品&アウトレット – 限定品 / アウトレット :オヤイデ電気オンラインショップ
7.絶縁キャップ
プラグを取り付けた際に使用する絶縁キャップ。
TIC-1.25という、小さいサイズを選択しましたが、使い方が悪かったのかうまく取り付けられず・・・。
最後は諦めて使用しませんでした。
TIC- 1.25 (絶縁キャップ) – 絶縁被覆付圧着端子・スリーブ・絶縁キャップ – 端子類 – 産業用電線/資材 :オヤイデ電気オンラインショップ
8.ケーブルの線材
最後はケーブルにするための線材です。
私は4本のケーブルを編み込んで自作することを前提として購入。
同じ種類のケーブル(FEP被膜7/0.12(0.08SQ)銀メッキ線)を橙、黄、透明の3色を購入。
左側がオレンジ、右側が黄、透明は両方に編み込んでいくため、3色となっています。
そしてケーブルは150cmくらいにしたかったので、オレンジ2m、黄2m、透明4mを購入しました。
銀メッキ7/0.12(0.08SQ)撚線ジュンフロン(FEP)被覆 – ヘッドフォン / イヤフォン :オヤイデ電気オンラインショップ
最後に
工具、材料の購入でかかった費用は以下の通り。
- 工具:7,500円
- 材料:7,000円
これだけ出せばAmazonでSHUREのケーブル買ったほうがいいんじゃね。
ってなりそうですが、今後2本、3本と自作していくほど元は取れるはずw
使わなかった材料もあったたため、もっと材料費は抑えられるし・・・。
ヘビースニップはハサミで代用、グルーガンは100円均一で購入、ポケトーチはライターで頑張る。
ってやれば3,000円は抑えられたかも。
今となっては後の祭りですが、これから自作される方の参考になれば幸いです。
自作ケーブルの作り方はeイヤホンさんにて詳しく載っているので参考にしてみてください!