幅が広がる。カズヤ(@kazumiso_s)です。
2016年3月22日に公開された「iOS9.3」で機能追加となったメモアプリのロック機能。
これによりメモ毎にパスワードをかけることができるようになったので、他人に見られたくない情報も保存できる!
こちらの記事ではメモアプリにパスワードを設定する方法をご紹介したいと思います。
iOSの標準メモアプリにパスワードを設定する方法。
まず大前提としてお使いの端末がiOS9.3へアップデートしていること。
まだ済んでいない方は事前にバックアップを取得してアップデートを行いましょう。
iOSが最新になったらまずはメモアプリを起動。
一覧画面に「アップグレード」と表示されている方はこちらをタップしてメモアプリも最新化します。
設定アプリからメモ機能を選択
次に設定アプリを起動して「メモ → パスワード」と選択。
メモアプリ用のパスワードを設定!
こちらでロックしたメモを解除するパスワードを設定します。
注意しなければならないのは、メモアプリ専用のパスワードという事と、パスワードは全てのメモ共通である事。
パスワードはiPhoneのロック解除やApple IDのパスワードとはまったくの別物なので混乱しないように。
指紋認証でロックを解除したい場合は、「Touch IDを使用」も有効にしておきましょう。
メモをロックしたい時
メモアプリ用のパスワードを設定したら実際に使ってみましょう。
ロックしたいメモを開いた状態で右上のボタンをタップ。
開いたメニューにある「メモをロック」という部分を選択。
パスワードの入力が求められるので先ほど設定アプリで決めたメモアプリ用のパスワードを入力しましょう!
これで操作したメモがロックできる状態となり、右上に鍵マークが表示されるようになります。
これをタップしてロック状態とするか解除状態とするかを選択することができます。
尚、2回目の以降はTouch IDでロック可能です。
メモ一覧にはロックマークが付く
ここでメモの一覧に戻ってみましょう。
ロック設定を行ったメモの右端には鍵マークがつくようになります。
これでひと目でどのメモにパスワードをかけたかが分かります。
ただし、メモの1行目の部分はタイトルとして表示されてしまうので要注意です。
ロックしたメモを開こうとすると「このメモはロックされています。」と表示され、内容は見えないようになっています。
解除して内容を見たい場合は「メモを表示」という部分をタップしましょう。
指紋認証またはパスワード入力を行うことで解除でき、メモの内容を見ることができます。
最後に
以上、iOS9.3にて追加されたメモのロック機能のご紹介でした!
気軽にメモできてMacやiPadなどの他デバイスとの同期も簡単に行える便利アプリですが、誰でも参照できてしまうので重要なことはメモできませんでした。
今後はロックすることが可能となったので、重要な情報を管理する際に使用を検討してみてはいかがでしょうか。
とは言え・・・「他人に見られる心配はない」と油断するのは禁物。
重要情報は自身でしっかりと管理を行いましょう。